書評

隠し剣孤影抄を読んで映画必死剣鳥刺しの豊川悦司の裸体が浮かぶ

本書「隠し剣孤影抄」藤沢周平(著)には、映画化された必死剣鳥刺しと隠し剣鬼の爪が収録されている短編集。本を読んでいても映画のシーンが思い浮かびます。
本書には以下の作品が収められています。
邪剣竜尾返し
臆病剣松風
暗殺剣虎の目
必死剣鳥刺し
隠し剣鬼の爪
女人剣さざ波
悲運剣芦刈り
宿命剣鬼走り
どれも文句なしに面白い作品です。
映画化するのに迷うよなと思うぐらい全て良くできています。

今の時代なら女性が剣術の達人「女人剣さざ波」とか臆病ゆえに奥義「松風」を使う「臆病剣松風」なんかが映画化されそうです。

その中でも映画化された必死剣鳥刺しは凄く印象に残る作品です。
ラストの秘伝の技『必死剣鳥刺し』が本当に「えっ!」というもので、この技の凄みゆえにこの映画を暗く後に引く作品にしています。
読んでいて頭に浮かんでくるのは豊川悦司です。
映画『必死剣鳥刺し』での豊川悦司の入浴シーン。
必死剣鳥刺しといえば豊川悦司。
豊川悦司といえば必死剣鳥刺しというぐらいの豊川悦司の裸体。

監督さん、よくこの人でこの映画を撮る気になりましたね。
主人公は、剣術の達人です。
お侍さんです。
それでこの裸体はアウトでしょ。
脂肪で覆われてます。
皮膚の下の筋肉を一切感じさせない脂肪の層。
なんで、剣術の達人の主人公がこんなぷにょさんなの?
監督もだけど、俳優さんも役作りという考えがないのでしょうか。
映画トータルの出来はまあまあ面白い。
評価は、65点ぐらい。
ストーリー、ラストの秘伝技必死剣鳥刺しの凄み共文句なしに面白い作品です。