書評

飯山陽著『イスラム教の論理』を読んでイスラム教に詳しくなる

著者の飯山陽さんは、タイのバンコク在住のイスラム思想研究者、アラビア語通訳さんです。
こちら飯山陽さんのTwitter。
男前です。

飯山陽Twitter

感想を一言でいうと

今までイスラム教は、過激で排他的だとぼんやりと思っていました。
でも本書を読み、はっきりとそれが確信に変わりました。

内容をいくつか

イスラム教原理主義という言葉は知っていましたが、本書には一切出てきません。
基本的にイスラム教を信仰する人は全て原理主義者という理解に変わります。

本書では「コーラン第〇章○○節」にはこう書かれているという表記が多くあります。
例で挙げると
『あなたがたが不信仰者と出会った時はその首を打ち切れ』
(コーラン第47章4節)
『騒乱がなくなるまで戦え。そして宗教全てが神のものとなるまで』
(コーラン第8章39節)
なんだか日本人からすると過激な宗教ですよね。

生前良い行いをしていなくて地獄に行く人もジハードで死ぬと天国に行ける。

娼婦は認めないが女奴隷(性奴隷)は認められている。

妻は夫の性交の要求を拒めない。
妻を4人まで持てる。
なんかすごい宗教ですよね。
分かり合えるのは難しいと感じます。

内容をざっくりいうと。

イスラム教の専門家の方が読みやすく書いてくれた本。
イスラム教の入門書として最適ですが、歴史、用語の解説、多宗教との比較などはありません。
そのあたりのことを一から勉強したい人には不向きかも。

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